お二人の方がいらして頂いたおかげで、初心者の方が”自分でモグサをひねる方法”でのお灸教室を開くことが出来ました。
はじめは東洋医学のお話
はじめは東洋医学の思想「陰陽五行論」についてお話しさせて頂きました。
人体を小宇宙と見立てて出来た理論。
本当によく出来ていてシンプルに面白いんですね。
この原理をきちんと知った上でお灸をすると、また味わい深いものになるのではないかと思います。
後半は医療に対する思い・考え方を参加者の方々と共有できました(^^)
そしていよいよ、実践!
「自分でお灸なんて怖い!」と思う方にも、しっかりレクチャーしていきます!
今回の主題は「もぐさをひねる」です。
お二方とも器用な方で、集中してもぐさをひねっていた姿が印象的でした!
紫雲膏という軟膏を塗ってその上にお灸をする紫雲膏灸という方法で挑戦です。
これなら熱さに怖がることなく施灸できます。
最初は恐る恐るでしたが、最後は慣れてきてどんどん施灸されていました。
この方法は今の便利なお灸が無い時代に、一般的に行われていたものです。
「悪いことをすると灸をすえる」
皆さんも聞いたことがあると思いますが、皮膚に直接お灸をするので熱いんですね。
その熱さで懲らしめていたわけです(^^;)
ですが、お灸は熱くなくてもちゃんと効きます!
ですので、お二人も安心して施灸することが出来ました。(失敗したら熱いこともありますが…)
今回はお灸に慣れ親しんで頂くことが目的でしたので、実際に施灸したのは王道中の王道のツボで、手足にある簡単なものでした。